いきなり暑くなりましたね!
夏のイベントも真っ盛りですが、皆さん、身体を壊したりしないで楽しんでいますか?
僕はコミケの準備などでバタバタしていたのですが、そんな中、8月6日に名古屋で行われた、世界コスプレサミット2006に審査員として参加してきました。
去年の東京予選でも審査員はしましたが、本選の審査員は初めてです。
他の方の名前を見ると、永井豪先生、きただにひろしさん、外務省の時田さんとそうそうたるメンバーが名前を連ねています。
外務省は、後援だけでなく優勝者に賞状も出しているのです。
これを切っ掛けに、コスプレをはじめとしたファン系ムーヴメントに、もっと助力をしてくれないかなぁ、と時田さんにファンの皆がいかに熱意を持っているかを伝えて来ました。
さて、名古屋といえば夏の暑さが厳しく、当日は天気に恵まれたとはいえ36℃。
そんな暑さの中、参加したコスプレイヤーも見ているコスプレイヤーも、もちろん審査員も張り切ってイベントを盛り上げました。
実は、この話は余り乗り気ではなかったのです。コミケ直前ということもありましたが、昨年の大会での良くない話を聞いていたので、どうかな?と思っていました。
ですが、実際に見ないで批判するのはよくないので、良い機会と引き受けたのです。
やって見てわかったのは、スタッフは真面目だし、参加者は本当に嬉しそうにしているし、とても楽しいイベントでした。
ただ、ファンサイドに対応するノウハウがもう少しなようなので、そこを直せばもっと発展するイベントになると思います。
さて、イベントそのものに話を戻しましょう。
審査員は、最初、参加者からは離れた部屋で打合せを行いました。
そこで審査の方法を聞きます。
最初の感想「!まじめに審査するんだ!公正にやってる!」
そうです、本当に審査員の独自判断(衣装の出来、パフォーマンス、会場の反応)で点数を付けていきます。
打ち合わせの後、遅めの昼ご飯。
そして、最終打合せをして、いよいよ本番です。
ステージ裏では、コスチュームのチェックや振り付けの確認をする様々な国のコスプレイヤー、そしてその友人や各国マスコミでごった返しています。
興味深くコスチュームやレッスンを見ながら歩いていると、何人かの参加者から声を掛けられました。上海やシンガポール、イタリア、そして日本。みんな日本の事情に詳しいですね。海外でも悪い事出来ない・・・しませんよ?
バックヤードにはドリンクコーナーや軽食、セルフかき氷までありました。暑かったですものね。
始まる直前にステージ横に移動すると、連邦軍の青い制服を着た"古谷徹さん"が!
古谷さんは気さくに話し掛けてくださり、我々の緊張をほぐしてくれました。
司会のオチケンさんのコールにより、審査員が次々と登壇します。
全員が着席すると、いよいよ審査の始まりです。
コスチュームの出来、パフォーマンスのアピール度で採点をします。
僕の個人的な意見ですが、さすがに各国の予選を勝ち抜いてきた選抜チーム。コスチュームの出来は、そう違いが出ません。
それよりもパフォーマンスで会場を沸かす方が、ポイントは高くなります。
細かい模様は、他のメディアに載るでしょうから、僕からはコンテストとしてのポイントを書きましょう。
歌やダンスならば、かなり上手いかイメージに合っていないと印象には残りません。
ファイティングや短い芝居なら、しっかりキメかオチをつけると、いい反応があります。
それから、客席に背中を向けている人がかなり多いのですが、せっかくの表情やコスチュームが見えなくなるので、気をつけましょう。
普段のコスプレではなくステージでのコスプレという点が、他のイベントと違う所です。
ブラザー賞の日本Aチームは、大きさのインパクトとギミック、特に最後の噴射が会場を沸かせました。
第3位のイタリアチームは、コスチュームの出来のよさと雰囲気が秀逸で、審査員の高い評価を受けました。
第2位の日本Bチームはは、"ベルサイユのバラ"テーマソングの時間内に衣装の早変わり(なんと一人5着!)と小道具のアイデアで、ギャラリー、審査員を感心させました。
東京予選の時よりもはるかにグレードアップしたパフォーマンスは、堂々の2位です。
そして優勝したブラジルチームは、世界コスプレサミット初出場国。
しかし、コスチュームの出来と周りを圧倒するパフォーマンスは、満場一致で優勝に相応しい表現力でした。演技中は会場が静まり返り、固唾を飲んで展開を見守ったのです。
彼ら(兄妹)は審査を待つ間、バックステージで感極まって涙を流していました。
優勝が決まった後のコメントでも、感涙しながら、コスプレをはじめたこと、日本に来られたこと、多くの世界のコスプレイヤーと知り合えたことに感謝をし、応援してくれた家族、友だち、全てのコスプレイヤーに愛を述べていました。
情熱の国ブラジル、細やかな愛情表現の中にも熱い心を感じます。
嬉しかったのは、誰もが受賞者を褒め称え、心から祝福したことです。
競い合ったとはいえ、コスプレを愛するファンの心は、ファンが一番わかるのですよね。
最後は永井豪先生の総評、古谷徹さんによる宣言。そして、きただにひろしさんの熱唱を中心に「ウィアー!」を会場の皆で合唱してクロージングになりました。
別れを惜しむ人、歌に合わせて踊る人、それぞれにクロージングを楽しみ、コスプレサミット2006は幕を閉じたのです。
来年も開催されるとのこと。あなたも世界一を目指してみませんか?
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